驚きの脳雑学|やる気は「後から」出るって知ってた?

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雑学 脳科学|動き出すとやる気が出る理由」
佐藤スズメ

──今日もまた、私の脳はソファに寝そべってポテチをむさぼり食い、リモコンごと「やる気スイッチ」を失くした顔をしている。

筆者の佐藤スズメです!よろ

で、私の脳に「お前、やる気はどうした?」と聞いても、「俺…やる気は後払い制だから」とぬけぬけと答える始末。

でも安心してほしい。この無気力地獄、あなただけじゃない。脳の初期設定がそうなってるのだ!

今回のネタ元は、脳神経外科医・菅原道人さんの著書『すぐやる脳』

「やればできる子」煽り系自己啓発じゃない。脳科学と心理学の二刀流で、「行動できる人」にさせてくれる魔術書である。

読んでると、だんだん「え…これ私でもいけるやつじゃん」と錯覚してくる。
※はい、それも脳のトリック。すでに菅原マジックにハマっている。

目次

脳は「怠け者」にできている【雑学 脳】

雑学 脳科学|脳が低電力モードになる

まず押さえておくべき事実──脳は1日のエネルギーの約20%を食いつぶすくせに、基本は「できれば動きたくないな〜」と考えています。

この性質、実は狩猟採集時代からの名残だそうで、「ムダに動く=エネルギー切れで死ぬかもしれない」という生存戦略の結果らしい。
つまり、何かを先延ばしにしてしまうのは性格じゃなく、「脳がゴロゴロしたいだけ」という話。

やる気は「行動した後」に出る【脳学 脳科学】

やる気は行動した後に出る理由

ここが重要ポイント。
多くの人が「やる気がないから動けない」と信じてるけど、真相は逆。
やる気とは、ドイツの精神科医エミール・クレペリン先生いわく、「動いたあとに湧く」ものだ。

ステップはこうだ

STEP
ちょっとだけ始める
STEP
「あれ? 意外とできそう」と思う
STEP
ドーパミンがじゅわ〜っと出る
STEP
やる気が爆発

だから「やる気を待ってたら一生来ない」。
まずは3分だけでも始めるのが正解です。

佐藤スズメ

人間関係も同じで、「会いたくなったら連絡しよう」じゃなく「連絡したら会いたくなる」ことも多いんですよね(あ、これは話が逸れた)。

掃除でやる気が出るのはなぜ?【雑学 脳の整理整頓効果】

掃除による脳の活性化でやる気を高める

プリンストン大学の研究によれば、散らかった部屋は脳の集中力を粉砕する。
視界にカップ麺の空き容器や洗ってないマグカップが乱舞してると、脳が「あれもこれも気になる…」とパンク状態になるらしい。

そこで、机を片付けると「できた!」の達成感でドーパミンが発射され、別の作業にもやる気が流れ込む。

佐藤スズメ

つまり、机の上のゴミを片付けることは、脳にブーストをかける最安の燃料補給だ。

自己暗示で脳は動く【雑学 脳の言葉効果】

自己暗示で脳を活性化しやる気を引き出す

脳は耳から入る言葉にバカみたいに弱い。
自分の声でも効くので、「今日はレポート1本終わらせる!」と宣言するだけで、脳は「お?やるの?」とノリ始める。

ただし、カフェで大声で宣言すると「大丈夫ですか?」と店員さんに優しく声をかけられるリスクあり。小声推奨。

佐藤スズメ

これはプラセボ効果にも似ていて、「できる」と思い込ませることで脳のスイッチが入る仕組み。

まとめ|脳雑学で「すぐやる人」になれる

達成感|今日もやりきった
  • 脳は怠け者、だから動かないのは普通。
  • やる気は後から出るので、とにかく3分だけ始める。
  • 掃除で「できた!」を味わうと脳はノリやすくなる。
  • 自分にポジティブ暗示をかけると脳がその気になる。

雑学として知っておくだけでも、ちょっと日常の行動が変わります。

明日、「やる気ないな〜」と感じたら、とりあえず机を片付けて、小声で「俺、天才」とつぶやこう。

佐藤スズメ

脳は案外チョロい。だからこそ、操縦のしがいがあるってもんだw

この本のここがスゴイ|『すぐやる脳』

──今回は、脳神経外科医・菅原道人さんの著書『すぐやる脳』をベースキャンプにして、脳とやる気の秘境探検をお届けしたわけだが……正直、ここで出したのは前菜のピーナッツ程度である。

本書の本丸は、こんな豪華メニューだ

  • 「先延ばしグセ」が脳科学的に起こる理由
  • やる気スイッチを入れる「7つの具体的ステップ」
  • 掃除・整理整頓が行動力を変えるメカニズム
  • 自己暗示や環境調整で脳を味方にする方法

どれも日常で秒で使える実践型ノウハウ。
そして私が個人的にツボったのは、「やる気を迎えに行く」という発想だ。

佐藤スズメ

待ってても来ない? じゃあこっちから迎えに行けばいい。まるで恋人を駅まで迎えに行くみたいに。

この一文を読んだ瞬間、私はパジャマのまま机に向かっていた。脳、即起動。

FAQ|脳科学の雑学でやる気を引き出す

「すぐやる脳」って本当に効果がありますか?

はい、脳科学と心理学の二刀流で、先延ばし癖をぶった斬る具体策がぎっしり。実践すると「え、私ってこんなに即行動できたっけ?」と自分にビビる人、多数発生中。

掃除でやる気が出るのはなぜ?

整理整頓は脳にとってメモリ解放の儀式。情報処理がスムーズになり、さらに「できた!」の達成感でドーパミン花火が打ち上がる。机を拭く手が、そのままやる気スイッチを押すのだ。

やる気が出ないときは何から始めればいい?

「5分だけ」と小さく切り出してスタートするのが正解。始めると脳内で「作業興奮」というお祭りが始まり、気づけばエンジン全開。要は、やる気は後から追いかけてくるタイプ。

自己暗示は本当に効果がある?

脳は耳からの言葉にあっさり操られる生き物。自分の声でポジティブな目標を宣言すると、行動スイッチがパチンと入る。※ただし満員電車で大声はNG、怪しい人認定まっしぐら。

先延ばし癖は性格ですか?

いいえ、脳の省エネモードのせい。性格ではなく構造の問題だから、仕組みを理解すれば改善は可能。脳に「やるしかない」環境をプレゼントすれば、驚くほど動く。

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